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CYPの特徴を見る前に、必ず「遺伝子多型 総説・注意点」を一読下さい。
CYP2C19の特徴
 CYP2C19は、全CYP中の約20%を占め、西欧人では欠損者が約3%程度に対し、日本人では約20%が欠損しているといった独特の人種差から、古くから注目されていました。
 遺伝子多型としては、通常型の *1、非活性型の *2、*3遺伝子などが知られています。
 
CYP2C19で代謝される おもな薬
 向精神薬  ジアゼパム (セルシン、ホリゾン)
       イミプラミン (トフラニール)
       クロミプラミン (アナフラニール)
 抗痙攣薬  フェニトイン (アレビアチン、ヒダントール)
 消化器用剤 オメプラゾール (オメプラール)
       ランソプラゾール (タケプロン)
 
CYP2C19の働きを阻害する おもな薬
 向精神薬  フルボキサミン (デプロメール、ルボックス)
       パロキセチン (パキシル)
 消化器用剤 オメプラゾール (オメプラール)
       ランソプラゾール (タケプロン)
       シメチジン (タガメット)
 * その他 上記CYP2C19で代謝される薬同士を飲めば、
  互いに競走しあうため、一方が阻害的に作用する事があります。
 
CYP2C19を誘導する おもな薬
 抗菌薬   リファンシピリン (リファジン、リマクタン)
 抗痙攣薬  フェニトイン (アレビアチン、ヒダントール)
       フェノバルビタール (フェノバール)
 消化器用剤 シメチジン (タガメット)
 
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